吾妻ひでお『失踪日記』。今月の読了はこれだけ…

気づけば1月も最終日。
今月は1冊しか読んでない！
しかも漫画。

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うーん。
おもしろかったけど、各所で＆推薦文等で大絶賛（ヘタしたら「面白すぎて死ぬ！」みたいな）されているほどではなかったかな。

冒頭の山ん中でホームレス生活にいそしむあたりは夢中になって読んだが、そのあとのガテン仕事篇からあまり引き込まれなくなってきて、結局そのあとは最初ほど盛り返さなかった。
個人的にはそのタイトルと事前情報からホームレス生活の微細な描写を勝手に期待してしまっていたからかもしれない。

アル中篇については、本なら中島らもの『心が雨漏りする日には』、映画なら『毎日かあさん』や『酔いがさめたら、うちに帰ろう』のサイバラ・鴨志田関連の作品などで似たような描写をすでに何度か観ているので目新しさがなかったせいもあると思う。

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しかも私は酒を全く飲まないので、酒がらみの話にまるで実感がわかない。
「ダメで弱い人間で、何かに依存 or 逃避しないと社会で立っていられない」という構造自体は自分の中にもあるので興味がないわけではないんだけど。
ホームレスについてはほんとにいつそうなってもおかしくないという思いからか、自分でもちょっとそれどうなのよっていうくらい切実な興味があるんだよなー。それに比べると、ね。

全編ホームレス生活だったらバイブルになり得たかもなあ。


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〔その他現在進行形で読んでいるものMEMO〕

• 篠田桃紅『一〇三歳になってわかったこと　人生は一人でも面白い』
• 伊藤洋志×pha『フルサトをつくる』
• 藤村靖之『月3万円ビジネス』