2015年12月16日水曜日

幸せ(な人たち)に近づきたい気持ちと恐れる気持ち

何日か前、
弟夫婦が先日生まれたばかりの赤ん坊を連れて遠方から上京していた(はず)。
仕事の忙しい弟がようやく取れた二日間の休みを利用して、こちら在住の親戚に挨拶がてら子供のお披露目に来ると母から電話で聞いた。

私は結婚式以来彼らに一度も会っていないし、
初の甥っ子も送られてきた写メでしか知らない。
この二日間が絶好の交流の機会だったのに、
私は弟に電話のひとつもかけずじまいだった。

母には、できればせっかくだからあんたも会いに行きなさい、せめて連絡くらいしときなさいと言われていた。
そのときはたまたま気分も悪くなかったので、そうだねそうすると請け合った。

けれどそのあとなんとなく厭う心持ちになって、当日の朝になっても電話する気も外出する気も起きず、結局なんのアクションも起こさないでいるうちにその二日間は過ぎていった。たぶん無事に上京して無事にいろんな親戚と和気あいあいして無事に帰っていったのだろう。

会いたくなかったわけではないのだ。
特に甥っ子の顔はぜひ見たかった。抱っことかしたかったな。
しかしニートと引きこもりとアトピーを言い訳にダルがってしまった。
もっと言うと、成人してからどうも若干の苦手意識がある弟と連絡を取るのも億劫がってしまった。
さらに言うと、記事タイトルのようなアンビバレントな感覚もあるわけである。

引きこもりなんてアトピーさえ落ち着けばすぐ脱出できるわと思っていたけれど、もしかしたら自分で思っている以上に重症化しているのだろうか。

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