2016年3月30日水曜日

滞納観劇レビュー精算強化日 改め 強化週間 2日目

先日一日で全部片づけるつもりだったけど全然ダメですた。

東京デスロック『Peace (at any cost?)』青森公演

3月13日(日)
2016年の観劇2本目、東京デスロックPeace (at any cost?)青森公演
@渡辺源四郎商店しんまち本店二階稽古場


基本色は白黒+赤のみ。
そこにオーバーラップされていくイメージ、幻想のような風景、表情。
朗読によって構成された舞台。
戦争と平和。戦争が平和を壊す。平和のための戦争。
でも基本的に人々はみんな何をやるにしてもそれは幸福と平和を求めてのことっぽいんだけどなあ。なんでこうなっちゃうかな。
この平和の家のようなものは自然なかたちで出来上がることなんてあるのかな。
最初と最後の機械音声のナレーションみたいに、作り物の薄気味悪いものではなく。


上演中に席を追い立てられて、はじめとおわりで自分の座ってる場所が変わってる芝居なんてそうそうない。びっくりして右往左往していたら客席横のスタンド照明にちょっと頭をぶつけた。

舞台と客席の境目がなくなりクッションマットがひっぺがされて、役者が観客のなかに混じって芝居が再開されたときの題材が『日本へのラブレター』、という演出が印象的だった。地球の縮図となった場内のあちこちから聞こえてくる役者の声は、世界各地から寄せられた声だ。離れたところから、あるいはすぐ隣から。普段はよほど意識しなければ断絶しがちな“世界”と“自分”とのつながりが体感として響く。

一方でマットを剥ぎ取らなければ見えない、床一面に敷き詰められた世界の現実。私たちはいつも知らず知らずのうちにこれを踏んづけて、これに乗っかって日々生活している。ここに書いたことにも通じるかもしれない。AT ANY COST??

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